ちょっと人に聞かれたので、僕が読んだ Movable Type の本についての感想を短くまとめてみました。読んだ順番もほぼこの通りです。 Movable Type の本はたくさん出版されているので、どれを買おうか迷っている方のお役にたてば良いのですが。...
ちょっと人に聞かれたので、僕が読んだ Movable Type の本についての感想を短くまとめてみました。読んだ順番もほぼこの通りです。
Movable Type の本はたくさん出版されているので、どれを買おうか迷っている方のお役にたてば良いのですが。
僕はあまりお勧めしません。焦点がぼやけている感じの本です。ただ、Movable Type の初心者が、全体像をざっくり理解したいという利用シーンでは役立つ可能性はあります。
Amazon の書評では非常に良い本だという意見もあります。でも、星5つ付けている人の3人中2人がちゃんと読んでないでレビューしてるってのはいかがなものかと。。。 (詳しい感想)
テンプレートのカスタマイズの基礎を学ぶのにかなりお勧めです。 テンプレートやテンプレートタグ、変数や条件分岐などの説明も分かりやすいです。サンプルサイトを作成する章も、そのサイトをそのまま作らなくても、テンプレートのカスタマイズの仕方・考え方が色々応用できるので、とても参考になります。
これから Movable Type のテンプレートのカスタマイズに挑戦するという人は、まず最初にこの本を読んだら良いと思います。
テンプレートをカスタマイズするときに手元に置いておくと便利です。テンプレートタグリファレンスはMovableType.jpにもありますが、それでもこの本をお勧めするのは、そのテンプレートタグをテンプレートの種類によってどのテンプレートタグの中で使うか、といったテンプレートの利用条件がとても参考になるからです。
Movable Type に本気で取り組みたい場合は、これは必読だと思います。 プラグインの開発方法や、管理画面のカスタマイズなど、他の本には載っていない内容がたくさんあります。
この本をさらに詳細にした分厚い 1,000ページくらいの本が出ることを望むくらいお勧めです。
デフォルトテンプレートのカスタマイズの基礎を学ぶのにお勧めです。この本を片手にカスタマイズすると、作業が楽になると思います。デフォルトテンプレートの仕組みが効率的に理解できます。Movable Type 4.2 対応版も出版されています。
これも、Movable Type に本気で取り組みたい場合は、手元に置いておきたい本です。多くのカスタマイズが紹介されているので、それをそのまま使ってもいいですし、使わないにしても、考え方などもすごく参考になると思います。リファレンスとしても役立ちます。
書店で手にとって見ると、全部白黒で、字も小さくて難しそうな本ですが、説明は非常に丁寧なので、その辺は考慮した方が良いかも知れません。
一通り全部読みたい人は、がっつり全部読むのも良いかもしれませんが、「今は関係ないや」というところは飛ばして読んだ方が挫折しないでしょう。
他の本とは少し違う雰囲気です。目次を見て、「これ参考になるかも」と思う項目があれば、買って損はないと思います。説明がとても丁寧です。プラグイン等を使って手軽に高度なブログのカスタマイズを始められると思います。
この本もかなり好きです。他の本には載っていない内容が多いのでお勧めです。Movable Type を、単にブログとしてだけではなく、CMSとして使う場合には必携だと思います。「MT 初中級者に役立つ 100 のTips 集」といった感じです。
ただ、Movable Type をすでに利用している人が読者対象なので、Movable Type 初心者にはちょっと難しいかもしれませんが、仕事や趣味で Web 制作をやっていたり、他のブログツールを使ったりカスタマイズしたりしたことのある人が、「 Movable Type ってどんな感じで使えるの?」というのを知りたいのならオススメできると思います。分量的にもさっと読めるし、この本の Tips をきっかけに「できること」のイメージが次々と湧いてくると思います。(詳しい感想)
以上です。