小粋空間でお馴染の荒木勇次郎さんの著書『Movable Type 5 プロフェッショナルガイド』は、期待通りにすごく良い本です。 発売後に急いで購入したものの、まだ全部を読み終えたワケではありませんが、それでも人にオススメするのはもったいないくらいオススメなので、思い切ってご紹介しちゃいます。 ...
小粋空間でお馴染の荒木勇次郎さんの著書『Movable Type 5 プロフェッショナルガイド』は、期待通りにすごく良い本です。
発売後に急いで購入したものの、まだ全部を読み終えたワケではありませんが、それでも人にオススメするのはもったいないくらいオススメなので、思い切ってご紹介しちゃいます。
今回の記事でオススメするターゲットは、Movable Type でプラグインを作りたい人です。
この本は、トータルで約510ページというボリュームですが、そのうちの約70ページがプラグイン作りに役立つ内容になっています。
さて、Movable Type のプラグインの作り方について解説された本はいくつかありますが、僕は以下の書籍を持っています。
これらの本は、どれも大変参考になり、いまでもMTプラグイン作りのバイブルのような存在です。プラグインの作り方について何も分からなかった僕にとっては、プラグイン作りへの扉を開いてくれた貴重な本です。
僕はこれらの本で学んだ知識をベースに、これまでいくつかの Movable Type のプラグインっぽいものを作ってきました。
そして、プラグインを作ったり、テンプレートをいじったりしている中で、Movable Type の可能性を強く感じ、単に CMS としてだけではなく、Web開発のプラットフォームにもなりうると感じていました。
しかし、Movable Type をそこまで使い倒していくには、最初にクリアしなければいけない関門があります。それは、「MTの既存のオブジェクトを拡張するにとどまらず、独自のオブジェクトを作り、それを独自の管理画面で管理する」というものでした。
この辺は、僕も結構苦戦し、今年に入ってようやく実現できたところでした。
この最初の関門を突破する方法は、先ほど挙げた書籍には書かれていませんでしたし、Web上でもあまり紹介されていませんでした。しかし、今回ご紹介している『Movable Type 5 プロフェッショナルガイド』には、その突破口がばっちり書かれていました。
「独自のオブジェクトを独自の管理画面で管理する」ことができるようになれば、プラグイン作りの可能性もグッと広がり、次のステージに進むことができると思います。
この部分だけでも、『Movable Type 5 プロフェッショナルガイド』を買う価値は十分にあると思います。
なお、この本のオススメポイントは他にもあるので、それはまた後日書こうかと思います。