jQuery での CSS プロパティの表記方法についてのメモ

今『jQueryクックブック』を読んでいるんですけど、この本すごくいいですね。こういう jQuery の本が欲しかったんだよな〜という感じで大満足しながら読んでます。 さて、jQuery で要素のスタイルを確認するとき、.css( propertyName ) メソッドを使って値を取得できますね。 例えば、フォントサイズを取得するとき、propertyName は「font-size」でも「fon...

今『jQueryクックブック』を読んでいるんですけど、この本すごくいいですね。こういう jQuery の本が欲しかったんだよな〜という感じで大満足しながら読んでます。

さて、jQuery で要素のスタイルを確認するとき、.css( propertyName ) メソッドを使って値を取得できますね。

例えば、フォントサイズを取得するとき、propertyName は「font-size」でも「fontSize」でも取得できます。それは経験上なんとなく知っていたのですが、はて、実際はどちらがいいのだろうと思って少し調べてみました。

結論

結論から言えば、どちらでもいいんですね。jQuery 側で、

  • Firefox, Safari, Opera の場合は「font-size」
  • IE の場合は「fontSize」

という表記に正規表現で置換しているみたいです。

なので、僕は CSS の指定をしているってのが分かりやすいので「font-size」を使うと思います。

参考までに、「jquery-1.4.2.js」での該当部分のコードをあげておきます。

Firefox, Safari, Opera の場合

4689行目
name = name.replace( rupper, "-$1" ).toLowerCase();

4548行目
rupper = /([A-Z])/g,

toLowerCase() は、アルファベットの大文字を小文字に変換する JavaScript のメソッドです。

IE の場合

4709行目
var camelCase = name.replace(rdashAlpha, fcamelCase);

4547行目
rdashAlpha = /-([a-z])/ig,

4560行目
fcamelCase = function( all, letter ) {
 return letter.toUpperCase();
};

toUpperCase() は、アルファベットの小文字を大文字に変換する JavaScript のメソッドです。

以上です。

Published 2010-09-24
Updated 2019-06-25

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