MTAppjQuery の設定のフリーエリアに MT タグを Typo して管理画面がエラーになったときの対処法

MTAppjQuery の設定のフリーエリアに MT タグを Typo して管理画面がエラーになってしまったときの対処法をご紹介します。

この記事は弊社 bit part 合同会社が提供している Movable Type プラグイン「MTAppjQuery」の利用を前提としております。MTAppjQuery って何?という方は弊社の「MTAppjQuery」の製品ページをご覧ください。

MTAppjQuery のプラグインの設定画面に、「自由テキストエリア」という項目があります。これは、管理画面テンプレートのいくつかの位置に、ここで入力した値を挿入することができる機能です。ここには管理画面用の MT タグも使えるので、使いようによってはとても強力な反面、入力するときに typo したり、間違った MT タグを書いてしまったりすると、エラーが発生して管理画面に正常にアクセスできなくなってしまうリスクがあります。

今回は、エラーになってしまった場合の対処法をご紹介します。

ウェブサイト/ブログがエラーになったとき

システム全体ではなく、特定のウェブサイト/ブログでエラーが発生した場合は、まずユーザーダッシュボードにアクセスします。URL は mt.cgi?__mode=dashboard となります。

そして、ブラウザの開発者ツールの JavaScript コンソールで、下記のコードを実行します。実行する前に、下記コードの先頭の var blog_id = x;x 部分をエラーが発生しているブログのIDに書き換えてください。

var blog_id = x;
jQuery.ajax({
 url: CMSScriptURI,
 data: {
 blog_id: blog_id,
 __mode: 'reset_plugin_config',
 return_args: '__mode=dashboard',
 plugin_sig: 'MTAppjQuery/MTAppjQuery.pl',
 magic_token: jQuery('[name="magic_token"]').val()
 },
 method: 'POST'
}).done(function(){
 location.search = '?__mode=cfg_plugins&_type=blog&blog_id=' + blog_id + '&id=' + blog_id + '&reset=1';
});

このコードを実行し、成功すればエラーが発生していたウェブサイト/ブログのプラグインの設定内容がリセットされ、プラグイン設定画面にリダイレクトされます。

システム全体がエラーになったとき

システム全体がエラーになり管理画面にアクセスできなくなった時は、まずプラグインディレクトリの plugins/MTAppjQuery/MTAppjQuery.pl 内の 1 行を下記のようにコメントアウトします。

[編集前]
handler => '$mt_app_jquery::MTAppjQuery::Callbacks::template_source_header',
[編集後]
# handler => '$mt_app_jquery::MTAppjQuery::Callbacks::template_source_header',

該当する行の先頭に # を付けるだけです。

そしてシステムのプラグイン設定画面 mt.cgi?__mode=cfg_plugins&blog_id=0 にアクセスし、間違ってしまった部分を修正してプラグインの設定を保存してください。

最後の手段

上記の2つの方法で解決しない場合は、一旦 MTAppjQuery プラグインをアンインストールして、データベースを直接編集する必要があります。万が一、このような状況になってしまったときはお問い合わせください。

Published 2017-01-13
Updated 2019-06-25

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