いつでもどこでも MT タグを自動で入力してくれる Alfred Snippets を作りました。
こんにちは。この記事は「 Movable Type Advent Calendar 2017 - Adventar 」の 6 日目の記事です。Movable Type のアドベントカレンダーで 6 年連続で 12 月 6 日に書かせていただいております。Movable Type 7 の Developer Preview 版の公開からもうすぐ2ヶ月。時が経つのは本当に早いですね。
さて、bit part では、MTMLのタグを補完するツールをいくつか公開していますが、それらは IntelliJ IDEA や ATOM など、何かしらのエディタのプラグインでした。でも実際に Movable Type でサイトを運用していると、管理画面で直接テンプレートを編集したいというケースも意外と多くありませんか?
今年はそんなあなたにクリスマスプレゼントを。Alfred の Power Pack で利用できる Alfred Snippets を作りました。Alfred Snippets なのでアプリを問わず、いつでもどこでも MT タグの入力を支援してくれます!Mac ユーザー限定のプレゼントですみません。。。
下記のファイルをダウンロードします。一つは MT タグ用、もう一つはモディファイア用です。
このスニペットをダウンロードして、ダブルクリックします。すると下図のようなダイアログが表示されるので import
をクリックします。
上手くインポートされると、Alfred の Snippets
のところに MTML Snippets
MTML Modifier Snippets
というのが表示されます。
今回初めて Alfred の Snippets を使って入力中に自動入力する機能を使う場合は設定が必要です。下記の記事の「キーワードを自動的に伸張させる」の項にわかりやすく設定方法が書いてあるので参考にしてください。
次に、各スニペットが自動で入力されるようにします。
Alfred の Features
タブを開き Snippets
を選択します。そして MTML Snippets
などを選択し、右側のスニペットを Command A
ですべて選択します。その後、副クリックから Auto Expansion
の Set Allowed
を選択します。
MT タグは <mt
+ タグ名
+ (スペース)
で、MT モディファイアは @mt
+ モディファイア名
+ (スペース)
で自動に展開されます。
もしタグのスペルなどが曖昧でしたら、普通に Alfred を呼び出し、 snip + スペース
に続けて mthoge
と入れて検索できます。エンターで挿入されます。
現時点では MT7 のタグや movabletype.net 専用のモディファイアなどは入っていません。今後のアップデートにご期待ください。
ではみなさま、よいクリスマスを〜!