Craft 3.2 Beta リリースされました。Pixel & Tonic のブログで紹介されている Craft 3.2 のいくつかの新機能をご紹介します。
日本時間の本日、Craft 3.2 Beta 1 がリリースされました。
上記のページで、Craft 3.2 に新たに追加された Pixel & Tonic のお気に入りの機能が紹介されていますのでここでも日本語でご紹介します。
エントリを編集し始めると自動で新たなエントリのドラフトが作成され、変更が自動で保存されます。
はじめはこの状態で、
編集を始めると、このように自動で保存されます。
プレビューをするときにロケーションを特定できるようになるようです。
Craft CMS を Headless CMS として使っているときでもプレビューできるようになったようです。
エントリ一覧が、今まではスクロールすると自動で読み込まれる形でしたが、ページ送り機能が追加されました。
エレメント(エントリやアセット、ユーザーなど)を一覧画面からエクスポートできるようになりました。ファイル形式も CSV、XLS、ODS に対応しています。
(2019/08/18 追記:現在はエクスポート形式はCSVに限定されています。参考)
エレメントに関連づいている他のエレメントで必須のフィールドが埋まっていなかったりすると、その親エレメントを保存するときにエラーがでます。
フィールドの設定で Validate related assets
にチェックを入れます。
親のエレメントを保存するときに、関連付いているエレメントのエラーが表示されます。
テーブルフィールドの中で Dropdown
Email
URLのフィールドが使えるようになりました。
また、 ドロップダウンリストと複数選択ドロップダウンリストで optgroups
が設定できるようになりました。
エレメントの一覧画面で、カスタムフィールドでソートできるようになりました。
複数のサイトをまたいでエレメントを取得できるようになりました。設計の幅が広がりますね。
Yii 2 codeception module に基づいたテストのフレームワークが導入されたようです。この点については追々詳しく調べたいと思います。
composer.json
の craftcms/cms
の部分を下記のように変更します。
"require": {
"craftcms/cms": "^3.2.0-beta.1",
"...": "..."
}
そして、Craft のプロジェクトルートディレクトリで composer update
コマンドを実行すればOKです。以後のベータ版のアップグレードは、コントロールパネルから通常通り行えます。
以上です。Craft 3.2 の正式リリースが待ち遠しいですね!