Movable Type の管理画面から Amazon CloudFront のキャッシュを削除することができるプラグイン「CloudFrontClearCaches」リリース

Movable Type の管理画面から Amazon CloudFront のキャッシュを削除することができるプラグイン「CloudFrontClearCaches」をご紹介します。

先日、Movable Type の管理画面から Amazon CloudFront のキャッシュを削除することができるプラグイン「CloudFrontClearCaches」をリリースしました

このプラグインの使い方は下記のページに書いてありますのでそちらをご覧ください。

概要

プラグインをインストールすると、Movable Type の管理画面の左サイドバーの「再構築」ボタンの下に「キャッシュをクリア」ボタンが追加されます。

Clear caches button

この「キャッシュをクリア」ボタンをクリックすると再構築ウィンドウのようなウィンドウが開きます。

Clear caches dialog

あとはこのウィンドウ内の「キャッシュをクリア」ボタンをクリックすれば、設定したディストリビューションのキャッシュがクリアされます。

ここでは便宜上「キャッシュがクリアされます」と言っていますが、正確にいうと、AWS CloudFront にキャッシュの無効化リクエストが送信される、ということになります。

送信された無効化リクエスをと CloudFront の管理画面で見てみると下図ように確認できます。

Cloudfront invalidations tab
Cloudfront invalidations details

特長

このプラグインでは、システムまたは各サイトのプラグインの設定で以下の値を持たせることができます。

  • AWSアクセスキー
  • AWSシークレットアクセスキー
  • CloudFront 設定(ディストリビューション設定)
    • ディストリビューションID
    • キャッシュを無効化するパス

それぞれの設定は、各サイトに設定がない場合はシステムの設定が利用され、各サイトに設定がある場合はその設定が利用されます。

したがって、各サイトごとにAWSアカウントを使い分けることも可能です。

また、ディストリビューションも、そのディストリビューション内のキャッシュを削除するパスも、それぞれ複数設定することが可能です(下図参照、設定値はダミー文字列)。

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おかげさまで、すでにいくつかの案件でご利用いただいております。

Movable Type と CloudFront をご利用の際は、ぜひこちらもプラグインもご検討ください!

Published 2024-04-24
Updated 2024-04-24

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