ブラウザ上の統合開発環境である Cloud9 に Drupal8 をインストールしてみました。
ブラウザ上の統合開発環境である Cloud9 に Drupal8 をインストールしてみましたので、その手順をシェアします。
初めての方は、「プログラミングの開発環境に便利!Cloud9の使い方 | TechAcademyマガジン」あたりの記事を読むか、「Cloud9入門 (全8回) - プログラミングならドットインストール」でレッスンを見ておくと良いです。
まず Cloud9 にワークスペースを作ります。 Create a new workspace
をクリックすると、色々と設定する画面になります。
今回は「Workspace name」を drupal
に、「Hosted workspace」を public
に、「Choose a template」を PHP, Apache ...
にします。
これでしばらく待つと Wordspace ができあがります。
Cloud9 の「bash」のタブで下記のコマンドを打って行きます。
まずは、 mysql
に入ります。
mysql-ctl cli
Drupal 8 用のデータベースを作成します。データベース名は drupal_8
としました。
mysql> create database drupal_8 character set utf8;
データベースを確認します。
mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| c9 |
| drupal_8 |
| mysql |
| performance_schema |
| phpmyadmin |
+--------------------+
6 rows in set (0.00 sec)
これでデータベースができましたので、MySQL から抜けます。
mysql> exit
次に Drupal 8 をインストールして行きましょう。
Drupal 8 をダウンロードします。
$ wget https://ftp.drupal.org/files/projects/drupal-8.2.5.tar.gz
ダウンロードしたファイルを展開します。
$ tar zxvf drupal-8.2.5.tar.gz
/home/ubuntu/workspace
内に drupal-8.2.5
というディレクトリができていると思いますので、リネームします。
$ mv drupal-8.2.5/ drupal
続いて、ブラウザからインストールウィザードでインストールしたいので、 Cloud9 の「 Run Project 」をクリックします。これで Apache & PHP が起動します。
続いて、ブラウザで http://workspacename-accountname.c9users.io/drupal/ にアクセスするとインストールウィザードが立ち上がります。 workspace_name-account_name
部分はご自身の環境に置き換えてください。
Choose language
で 日本語
を選んで次へ。
インストールプロファイルは標準を選んで次へ。
データベースの情報を入力して次へ。
「サイトのインストール」と「翻訳のセットアップ」で結構時間がかかりました。気長に待ちましょう。
画面が「サイトの環境設定」に切り替わったら必要な情報を入力して次へ。「翻訳の完了」を経てインストール完了です(キャプチャ省略)。
お疲れ様でした!