
これは Craft CMS Advent Calendar 2019 の11日目の記事です。また、「カラフルボックスで始める - はじめての Craft CMS」シリーズの第2回です。
今日は、今イチオシの CMS である Craft CMS を、人気急上昇中で高評価(自分調べ)の高機能・高品質な高速レンタルサーバー「カラフルボックス」で Craft 3 を利用するためのサーバーとデータベースの作成方法をご紹介します。
カラフルボックスを選ぶ理由
その前に、なぜそもそもカラフルボックスなの?という方もいるかもしれませんので、カラフルボックスのサイトの「特徴 | レンタルサーバーはカラフルボックス(ColorfulBox)」から特徴を引用し、僕の率直な感想を付けたします。
- <新機能> “地域別”の自動バックアップを無料で搭載
→ これはお客様にも評判良いです。 - 次世代セキュリティ「Imunify360」でマルウェア、改ざんを防止
→ セキュリティは大事です。 - 月額480円の低コストから始めて、サイトの成長にあわせてプラン変更可能
→ 運用後にも簡単にプランを変更できます。実際に変更したこともあります。 - 高速表示を実現する次世代Webサーバー「LiteSpeed」搭載
→ 最近注目の「LiteSpeed」です。速いです。 - 世界中で愛されるコントロールパネル「cPanel」を採用
→ 海外のレンタルサーバーでは当たり前のように使われています。とても使いやすいです。 - WordPressをより高速・安全に表示
→ 僕は最近は WordPress は使わないですが、PHP を扱う以上 WordPress が速いのは大事です。 - 無料SSL標準対応
→ とても便利だし設定も簡単です。 - リージョン選択
→ まだ東日本しか使ったことがないですが、同じ国内なので体感速度は変わらないでしょう。 - ライブチャット・電話・メール、すべてに対応した安心のサポート体制
→ 問い合わせたことあります。対応早かったです。 - マルチドメイン・データベース・メールアドレス、すべて無制限
→ ありがたいです。 - アダルトサイト可能! 完全別サーバー・別IPで快適運用!
→ 必ず別になるというわけではありませんが、これはメリットです。 - ドメインには業界トップクラスの実績を誇る「バリュードメイン」を採用
→ まだカラフルボックスでドメインを取ったことはありませんが、「ムームードメイン」で取得したドメインのネームサーバーをカラフルボックスにしている案件もあります。
今年に入ってから、お客様の案件用や自社用にいくつか使っていますが、とても印象は良いです。
カラフルボックスでサーバーを作成
それではカラフルボックスにサーバーを作成しましょう。無料お試し期間が30日間あるので気軽に始められます。
まずは上記リンクをクリックしカラフルボックスのサイトに移動し、右上の「申込み」をクリックします。

次にリージョンとサーバーのスペックを選びます。おすすめは「BOX2」です。

サブドメインを入力して次へ。

「お申込み内容の確認」をクリック

次のページで必要事項を記入し携帯電話番号を入力して SMS 認証に進みます。

SMS 認証を終え、支払情報を入力して「注文を確定する」をクリックして完了です。

これで完了です。お好みでアンケートに答えてあげましょう。この画面はこのまま閉じてOKです。

登録したメールに「[カラフルボックス]アカウント仮登録が完了しました」というタイトルでメールアドレス認証のためのメールが届きます。メールの中のリンクをクリックし、登録したメールアドレスとパスワードでログインして本登録が完了です。メールアドレスの認証とログインが完了したら「サービス」のボックスをクリックします。

そして掲載されているサーバー名のボックスをクリックします。

「cPanelにログイン」をクリックします。

別ウィンドウで cPanel が開きました。

ひとまずこれでサーバーの作成は完了です。
データベースの作成
次に Craft CMS で利用するデータベースを作成します。cPanel の検索ボックスに「データベース」と入力し、リストアップされた中の「MySQLデータベース」をクリックします。

Craft CMS に利用するデータベース名を入力し「データベースの作成」をクリックします。ここでは craftcms
としました。

これで「サーバー固有の接頭辞_craftcms」というデータベースが作成できました。「戻る」をクリックします。

データベースユーザーの作成
画面を下の方の「MySQL ユーザー / 新しいユーザーの追加」までスクロールし、データベースのユーザー名を入力します。ここでは craftcms_user
とします。そして「パスワード生成ツール」をクリックします。

強力なパスワードが生成されますので、このパスワードを安全な場所にコピーし(後ほど利用します)、「このパスワードを安全な場所にコピーしました。」にチェックを入れ、「パスワードの使用」をクリックします。

パスワードが自動で入力されますので「ユーザーの作成」をクリックします。

これで「サーバー固有の接頭辞_craftcms_user」というデータベースユーザーが作成できました。「戻る」をクリックします。

ユーザーをデータベースに追加
画面を下の方の「ユーザーをデータベースに追加」までスクロールし、先程作成したデータベースユーザーとデータベースを選択し「追加」をクリックします。

「すべての権限」にチェックを入れ「変更」をクリックします。すると右上に「成功」と緑のボックスのメッセージが出ます。それを確認して「戻る」をクリックします。

画面中程の「現在のデータベース」のところに現在作成したデータベースとユーザーが表示されていれば成功です。

以上でサーバーの作成とデータベースの作成は完了です。
次回は、このサーバーに Craft CMS をインストールしてみたいと思います。