Git クライアントの Tower の Fixup の機能が便利だったので共有します。
昨日、@mersy が「git commit --fixup が便利 #Git - Qiita」という記事を bit part の Slack にシェアしているのを見て、--fixup
という便利がオプションがあるのを知りました。これは便利。
そこで、普段使っている Git クライアントの「Tower」でも Fixup が使えるのか調べてみたところ、ありました。内部で動くコマンドが、上記の元記事と正確に同じかどうかはわかりませんが、ほぼ同じことが実現できるようですので、さっそく試してみました。
今、下図のような3つのコミットがある状態です。
この中の一番下の「README.md を追加」というコミットで追加したメッセージが「Hello World.」となっていますが、これは本来「Hello World!」とエクスクラメーションにすべきでした。
そこで下図のように「Hello World!」に変更します。
とりあえずこの修正を「ピリオドをエクスクラメーションに変更」というコミットをしました。
しかし、この修正はできれば最初の「README.md を追加」のコミットに一緒に入れておきたかったですよね。
ここで Fixup を使うわけですね。
まず左のメニューで現在のブランチ(ここでは main ブランチ)を選択します。
そして、コミットのリストから合体させたいコミットを Command キーを押しながら選択し、右クリックして「Fixup 2 Revisions」をクリックします。
「Are you sure ...」と聞かれるので「Fixup Revisions」をクリックします。
これで後から修正したエクスクラメーションの状態で最初のコミットにまとめることができました👏
以上です。
コマンドラインもいいですが、やっぱり GUI でできるのは楽でいいです。「Tower」は有料ですが、お金を払う価値はあると思いますし、いろいろな Git クライアントを渡り歩いてきましたが、ようやく Tower に落ち着いてここ数年使い続けています。Windows版もMac版もあるので是非お試しください。