Craft 3.1 Beta の概要と Craft 3.0.x から Craft 3.1 Beta にアップグレードする方法をご紹介します。
この記事は「 Craft CMS Advent Calendar 2018 - Adventar 」の1日目の記事です。
先日(現地時間だと27日)Craft 3.1 Beta 1 がリリースされました。
その後も順調に Beta 4 までリリースされています。
Craft 3.1 からは下記のような機能が追加されるそうです。
allowAdminChanges
の設定で本番環境では設定を変更できなくしたりできる。Solo
Pro
のように複数のエディションを持てるようになる。どれも魅力的で現場のニーズに即したアップデートという気がします。
Craft 3.1 Beta にアップグレードするには、サーバーの Craft CMS のプロジェクトのルートにある composer.json
を開き、
"require": {
"craftcms/cms": "3.0.33",
のようになっている部分を、下記のように書き換えます。 3.1.0-beta.1
部分はこの作業をやる時点での最新のベータ版にすればいいと思います。
"require": {
"craftcms/cms": "^3.1.0-beta.1",
そして、Craft のプロジェクトのルートで下記のコマンドを実行します。もしレンタルサーバーで composer
コマンドが使えないのであれば、 heteml(ヘテムル)に Composer をインストールする を参考にインストールしてみましょう。
composer update
Craft のコントロールパネルにインストールアクセスすると下記のように表示されるので Finish Up
をクリックして完了です。
コントロールパネル左下のバージョン番号が Craft CMS 3.1.0-beta.1
になりました。
今後は、Craft 3.1 の正式リリースも含めて、コントロールパネルから通常通りアップデートできるそうです。
以上です。