Mac の Bootcamp に入れている Windows のパーティションを変更してみましたので、その方法をシェアします。
MacBook Pro(macOS Sierra)に Bootcamp で入れている Windows 10 のディスク容量が少なくなってきてしまったので、パーティションを変更しました。
通常は Windows のパーティションを一旦削除して、パーティション・サイズを変更してから再度 Windows を入れるという手順を踏むようですが、それは心が折れそうだったので、ソフトウェアを使うことにしました。
利用したのは「Camptune X」というソフトウェアになります。
日本語のページもありましたが、そちらには「macOS Sierra」対応とは書いていなかったので、英語版の方を購入しました。英語版には「macOS Sierra support」(ただし、「macOS Sierra supported with disabled SIP only.」)と書いてありました。
先ほど「macOS Sierra supported with disabled SIP only.」と書いてあった通り、Mac のセキュリティを高める機能である「SIP」を無効にする必要があります。無効にする方法が下記の記事を参照してください。
Paragon Camptune X - Resize partitions on your Mac with ease - Introduction
こちらのページで購入し、「Applications」ディレクトリにドラッグ&ドロップすればOKです。
購入が完了したあとの画面に「Serial number」と「Product Key」が書いてあり、これは後ほど必要なので画面はそのままにしておきましょう。
Camptune X を起動します。
「Continue」をクリックするとパーティションを変更する画面になります。
キャプチャを撮り忘れてしまったのですが、最初にこの画面にアクセスしたときはロックがかかっていてパーティションが 2GB の範囲でした変更できないようになっています。したがって、「Unlock」をクリックして、購入した後の画面または届いたメールにあった「Serial number」と「Product Key」を入力します。そうするとパーティションが変更できるようになります。
今回は、Windows のパーティションを 35GB
増やそうと思います。ドラッグ&ドロップで変更するか、Mac の方のパーティションを入力してエンターを押すと変更できます。
「Continue」をクリックすると「あなたの Mac は再分配作業の間は反応しなくなります。進捗を示すインディゲータは作業が完了するまでアップデートされませんよ。」というようなメッセージが出てきます。
「Continue」をクリックする前に色々はアプリを終了しておいた方が良い気がしました。その方が安心です。いよいよ「Continue」をクリックします。
最初以外は本当に無反応というわけではありませんが「作業の邪魔をするとデータが壊れるぞ!」と警告されているので静かに待ちましょう。
15分 ほど経ったら完了画面が表示されました!
Disc Utility でディスクの容量を確認すると見事に変更されていました。素晴らしい!
最後に先ほど無効にした「SIP」を有効に戻すのを忘れずに!
今回の作業にあたっては、下記の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます!
BootCampでのWindows領域が激減、Paragon Camptune Xで超簡単に空き領域確保
以上です。